社会人2年目で2回転職を経験したOLのMBTI結果が面白かった話
「MBTI診断」といえば、今や知らない人はほとんどいないのではないだろうか。
マッチングアプリの画像に診断画面のスクリーンショットを貼るくらいに。
上司から「めもちゃんはタイプ何だった?」と聞かれるくらいに。
かくいう私は、占い・診断が大好きな友人に誘われ、2021年の夏頃に初めて?2回目?くらいにやることとなる。
◆MBTI診断とは
ユングのタイプ論をもとにした、世界45カ国以上で活用されている国際規定に基づいた性格検査。
個人をタイプに分類したり、性格を診断したりすることが目的ではなく、回答した個人一人ひとりが、自分の心を理解し、自分をより生かすための座標軸として用いることを最大の目的にしている。
(出典:一般社団法人 日本MBTI協会HP)
MBTIとは、Myers-Briggs Type Indicatorの略で、M,Bはそれぞれ考案者のお名前、タイプインディケーターはそのままですね。
このMBTI診断、一度やったら「私はこれだ」と確信し、そのままそれを信じ続ける……なんて人も少なくないのではないだろうか。
面倒くさがり屋の私も漏れずそちら側だったか、誘ってくれた友人の定期的な呼びかけによ何度かやってみると、
その地点での人生の出来事に呼応するように、タイプが変わり続けるのであった。
どの回も、適当に答えた質問も、裏をかいて答えた質問もない。
毎度同じ条件で、同じ感覚で答えているはずなのに、ある数値だけが以前とは真逆になる……なんてことが度々起こるのである。
今回は備忘録も兼ねて、
結果と当時の出来事を記し、MBTI的視点から自分の人生を振り返ってみることにする。
①2021年8月
●広報運動家(ENFP-T)
そもそも、MBTI診断が導き出すEやらIやらFやらのアルファベットはそれぞれ何を指しているのか。
◆1文字目 「E」もしくは「I」
・・・外交性
「E」:Extrovert(外向的)
「I」:I: Introvert(内向的)
◆2文字目 「S」もしくは「N」
・・・感覚
「S」:Sensor(感覚的)
「N」:iNtuitive(直感的)
◆3文字目 「F」もしくは「T」
・・・感情か論理か
「F」:Feeler(感情優位)
「T」:Thinker(論理優位)
◆4文字目 「P」もしくは「J」
・・・計画性
「P」:Perceiver(知覚者)
「J」: Judger(審判者)
◆5文字目 「-A」もしくは「-T」
・・・神経性
「-A」:Assertiveness(前進思考)
「-T」:Turbulence(敏感気質)
当時の私は、以下の数値だった。
外交型、直感型、やや道理型、模索型、慎重型。
「広報運動家」の性格をまとめると、こんな感じ。
・子どもっぽい
・いつもニコニコ
・盛り上げ役
・自由奔放
・三日坊主
・他人に興味ない
・職を転々としがち
・本物の愛を探しがち
(【MBTI診断】全16タイプの性格や相性をかんたん解説してみた|鷹ノ爪リリカブログより)
当時の私の出来事はこんな感じ。
◎2021年8月の出来事
新卒で入社した会社を退職
→人間関係に不満はなかったが、他にずっとやりたいことがあったので、やるから早い方がいいと思ったため。
COVID-19に感染
→脱自粛ムードの気の緩みがまさに表出する結果となった。しんどかった。
ここをスタート地点にするため、細かく解説するつもりはなかったが、
う〜〜ん既にそれっぽい雰囲気出してるな?
転職、してよかったです。
コロナは無事完治してよかったです。
これ以後、ずっと「広報活動家」の自覚を持っていた私だったが、
約9ヶ月後、自分の変化に気づくこととなる。
②2022年5月
●主人公(ENFJ-T)
わ…私なんかが主人公…?と半信半疑になりながら、約9か月と結果を比べると、あることがわかる。
▼2021年8月
▼2022年5月
「主人公」の時は、
外交型、直感型、やや道理型、計画型、慎重型。
多くの数値をそのままに、計画型へと変貌を遂げたのである。
主人公になるためには、計画性が必要だったのかい?
正直「主人公」が腑に落ちなかった私は、喜びも悲しみもせずできず。
「主人公」の性格は、
・人が好き
・情熱的
・自己開示する
・一回信じると過信しすぎる
・相手に干渉しすぎ
・感情表現豊かな人が好き
・頭の中は割と単純
・人の気持ちに敏感
(前出)
など……。
ここだけ切り取ると、さほど「広報運動家」と変わらないように映るが、まあそれはそう。
だって数値ほぼ同じだもん。
ただ、(この性格の書き方が多少の悪意あるにせよ)「主人公」でいるためには、
「自分が主人公でい続けるための強かさ」と
「自分の幸せをも疑わない信じる気持ち」が必要なのかもしれない。
◎2022年5月の出来事
3社目に内定をもらう(!)
→2社目、あまりにもアタオカすぎたので主人公適性が芽生えてしまった説が濃厚
→成り行きではなく、自分で考えて幸せを掴まねばと再認識。転活は計画的に。
すきぴがとても好きだった
→この頃はとっても楽しかったのです、いわゆる恋に恋をしていた状態・時代でした
とまあ、見方をMBTIに寄せれば、それなりに自分自身の変化にも納得がいく(ような気もする)。
この期間、主に打ち込んだのは仕事だったが、
現時点での将来の不透明さ、より明確なビジョンを見据えた時に、ここにいては腐ると思い始めたのもこの前後の時期だった。
社会人2年目、それなりに「大人」としての自覚を抱き始め、このままフワフワして生きていたら自分がダメになるという気持ちや焦りが強かった。
2年目で転職をなん度もするなんて…
と考える人も多いと思うが、だって私、
「広報運動家」の素質もバッチリ持ってるもの❣️❣️
_人人人人人人人人_
>職を転々としがち<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
あまりいい印象を抱かない大人がほとんどだと思うけど、私、ちゃんと「計画性」を手にしてそれでもなお選んだ選択肢なので後悔は一切してません。
文句つける人、揶揄する人は私の人生の責任をとってくれるのかだろうかといつも思うよ❣️
さて、こんな感じで
「広報運動家」そして「主人公」と変遷を辿ってきた私だが、まだまだこんなところで終わるはずもなく……
③2022年12月
●領事官(ESFJ-A)
ここまでの数値を比較すると、以下の通りである。
▼2021年8月
▼2022年5月(約9か月後)
▼2022年12月(約7か月)
初めてのブルーにテンションが上がるなど。
データを比較すると、どの数値も6割を越すものはないことがわかる。
よく言えばよりバランスの取れた人間になり、悪く言えばよりつまらない人間になったのか……はさておき。
かろうじて多い方のデータを選ぶと、
外交型、現実型、道理型、計画型、自己主張型。
◎外交型←3発3中
○直感型からやや現実型へ
◎道理型
◎計画型
○慎重型からやや自己主張型へ
変わらない部分は相当私の基礎となっている部分で、変わった部分を見ると
・現実的に考えられるようになった
・自己主張ができるようになった
と、振り返っても己の苦手を克服したような気さえする。
「領事官」の性格は、
・人気者
・いい子ちゃん
・マジメ
・フッ軽
・イベント好き
・社畜になりがち
・八方美人
・ストレートでわかりやすい
・褒められるの大好き
(前出)
正直、今までで一番「今の私〜〜〜〜〜!!!!!!!」という感じがする。納得の結果である。
今思えば、「主人公」当時は自分にさほど自信が持てる状況ではなく、なんとかそれっぽさを演出していたが、
今は現状に自信を持てるようになり、その結果が「領事官」であることに誇りを持てているのかもしれない。
◎2022年12月の出来事
3社目半年経過
→ようやく確固たるポジを築き始める。仕事でも結果を出せるようになる
3社目にして憧れの仕事、やりたかった仕事に取り組めている
→人生最高というお気持ち
彼氏はいないが最高の友達に囲まれている
→皆本当に最高でいつもありがとうの気持ち
ここまで読んでいただいておわかりだろう、
私は今の自分がいっちばん好きだしちょ〜〜〜〜楽しいのである🎶🎶
ただ、この位置に満足するつもりは微塵もない。
「広報運動家」最初は名残惜しさこそあったものの、私は変化が大好きな人間だ。
自分が良くなるのが嬉しい。
自分がもっと楽しくなるのが最高に嬉しい。
そのことを改めて気付かせてくれたMBTI、今までは振り返ることでしか使ってこなかったが、今度は目指すべき形として使ってみようと思う。
より現実感、自己主張を高めた結果を出せるように。(調べ方わからんので今度診断した時のお楽しみにします)
また数ヶ月後、私生活に何か変化を感じられたらやってみようかな。
◇16Personalities診断
◇わかりやすい診断結果
【MBTI診断】全16タイプの性格や相性をかんたん解説してみた|鷹ノ爪リリカブログ